平野夏紀【教育百貨店ブログ】

先生に「授業内容以外」で価値提供を目指すブログです。YouTubeにも動画あげてます。

学校や塾のお困りごと全般に対応します。教科内容以外ならなんでもこい!

生徒に言ってあげたい前向きな言葉

こんにちは、教育百貨店の平野です。 今日は前回に引き続き生徒にかけてあげたい言葉を紹介していきます。 教育百貨店とは英語の先生が全ての先生のために作った 教科内容「以外」の先生の困りごとを解決に導くツールです。 主に「スキルアップ」と「転職」…

受験前の生徒に言ってあげてほしい台詞

こんにちは!教育百貨店の平野です。 塾講師をしていると「先生の言葉で頑張れた」を言ってくれる 生徒は少なくないと思います。 受験前の悩みは様々。生徒の心に残るように受験指導で言ってあげてほしい台詞16選を今日は紹介していきます。 教育百貨店とは…

受験の合否連絡の受け方と事前の準備

どんな受験においても 受験の連絡を生徒から受けるのは時期がこれば必然です。 中学受験と大学受験なら倍率は2倍以上あり 不合格となる場合の方が多いわけです。 高校受験においても 倍率2倍を切るのは公立高校であることが多いわけですが だからこその緊張…

生徒から愛される先生になるには3つだけ!

どんなタイプの先生だろうが 生徒から愛されていた方が 何かとうまくいく クレームも起きないし 授業中に寝る生徒もいないし 保護者からも信頼されるし 問題は起きにくい。 塾がどんなに業績不振だろうが 自分の教室だけは好調ってことは起こる。 そんな生徒…

一般企業に入ってわかった、教育業界の良い所と悪い所

教育業界に入ったが自分の営業力を試したかったこともあり、一般企業入社しました。 単独従業員数4桁、連結子会社従業員数5桁、都内に本社ビルを構える、割と大手の人材紹介会社へ入社してわかった、 教育業界が外からどう見えているかを話していきます。 良…

塾の採用情報で終業22時はどう考えてもおかしい

生徒を帰宅させたらもう22時。 どんなに早くても21時半。 どう考えても22時までに帰ることなどできないのに、 ほとんどの塾の採用情報を見ると「22時」が終業時間になっている。 どう頑張っても22時半、普通なら23時、終電も頻繁が実情なのである。 22時終業…

身近にいる関わってはいけない人

ちょっとあの人苦手かなあ と言われている人はいます。 しかしちょっと苦手くらいでも持っている心理状態は「激ヤバ」な人たちがいます。 そういう人の特徴と心理状態を解説したいと思います。 身近にいる関わってはいけない人の1つのパターンとして、 「求…

質問で生徒から好かれる先生が最初に言う台詞

質問とは生徒が自主的に行う能動的な学びです。 それに対して授業はほとんどが受け身であり、半強制的にやらされているものであると思っています。 だからこそ「質問」は授業よりも価値が高いのですが、 なぜか質問対応を適当にやってしまう先生が多々見受け…

【影響力の武器】先生が希少性を1分で説明する

価値があるかどうかを「希少性」で判断するという人間の心理状態を指す。 「売れてるものは良いものだから買う」 という自分で物の価値の判断を考えない人に多く見られる現象。 実際に希少性が高くなくても希少性を見出してしまう人はたくさんいる。 提供の…

【影響力の武器】先生が権威を1分で説明する

権威とは 「肩書きを持った人を専門家であると考え、内容に従おうとする」 ことである。 「東大生が教える勉強法」などのタイトルはこの権威を使ったものであり、 実際に権威を示した方が物は良く売れるというデータもある。 残念ながらこういったタイトルの…

【影響力の武器】先生が好意を1分で説明する

好意とは 「好きな人から言われたことには賛同する傾向が強くなる」 という考え方。 「何を言うかより」も「誰が言うか」の方が重要であるという考え方と同じ。 【1分解説】人から好意を抱かせる4つのポイント【好意】 仮に指示内容が同じでも、 嫌いな上司…

先生がコミットメントと一貫性を1分で説明する

コミットメントと一貫性とは、 過去の自分の決断に沿うような行動を取ること。 良い言葉にすると「決めたことはやりきる!」 悪い言葉にすると「老害」 【1分解説】人は良くも悪くも過去の自分に縛られる【コミットメントと一貫性】 (例) 駅前にできた新し…

先生が社会的証明を1分で説明する

社会的証明とは、 みんながそうしているなら自分もそうする という心理状態のこと。 図書館でみんな静かにしているから自分も静かにする みんな喋っているから自分も喋る 人気の商品が買いたくなる これは全て社会的証明である。 【1分解説】社会的証明とは…

先生が返報性の原理を1分で説明する

人から物や恩をもらうと、それを返したくなるという考え方。 ギブアンドテイクではなく、ギブアンドギブを続けるといずれ自分にもお返しをもらえる法則。 相手からの見返りを求めず、ひたすらにギブし続ける者が最後には大きな利益を生むという考え方である…

無断キャンセルを防止するには質問の仕方を変えるだけ

問い合わせ電話を受けたは良いがすっぽかしをされると困る。 それは塾にとって見込んだノルマが達成できない要因でもあるし、 人間不信になってしまう要因でもある。 無断キャンセルを防止するために使えるテクニックは「一貫性」である。 心理学用語「一貫…

英語アレルギーを出させない方法(高校生編)

今回の内容は全国模試偏差値30〜65の生徒を対象としている。 大学受験の英語においてもそのほとんどは中学英語の応用でしかない。 わかりやすい授業をするためのポイントは当然いくつかあるのだが、 例文は見覚えのある中学レベルで書くべきだという話をして…

教員ではなく塾講師か予備校講師になる人に伝えたいこと3つ

私は教員になったことはない。 ただ祖父は数学科の教員だったし、母も国語科の教員だった。 だから教員の現場については教員ではないわりにはよく知っている方だと思う。 そんな教員サラブレッドとも呼べるであろう私が塾講師になったのは何も教員採用試験に…

ノートの取り方を自由にさせれば子供の読解力はつく

板書のどこをノートに書き写すか。 これは生徒に完全に丸投げにした方がいい。 提出の義務を負わさず、自由にさせる。 ノート提出の義務がある先生の意図って、 「私の授業をちゃんと聞いていたかチェックする」 って意味だから、あまり意味がない。 【国語…

【イギリス国税局が実証】提出物の期限を守らせる方法

生徒に提出物の期限を守らせたい先生はたくさんいる。 なぜあそこまで期限にこだわるのかは当時謎だったが、 社会人になると社内の仕事の納期を平気で破る者がいるのだから、ある程度学校で期限を守ることが大事だと教育するのは間違っていない。 そこで今回…

積極性と慎重さの使い分け

積極的にやったはいいがミスをして怒られる。 ミスしないように慎重にやったら遅いと言われ、もっと積極的にいけと言われる。 この問題は2つの軸で解決できる。 ①上司がミスに寛容か ②ミスの影響が大きいか 例えばだがよくスポーツの世界では「積極性」が求…

マイホーム持ちの先生は時代錯誤の幸せを押し付ける可能性がある

マイホームを持つことが幸せであり、一人前の大人として認められていた時代は確かにあったようだ。 しかしもうそんな時代は終わっている。 若者の「マイホーム離れ」確かに金がないだけかもしれないが時代は、 「所有による幸せの価値観」 から、 「自分の生…

不登校や引きこもりこそ正常

不登校や引きこもりにも確かに種類はある。 ①人との関わりが極度に苦手 ②ただサボっている ただどちらにせよ共通しているのは、 「自分の生き方を貫いている」 という点である。 学校や塾はあの生徒数のわりに先生の数が少ないと思う。 それが原因で画一的な…

勤務時間内に教材研究ができないことは労働基準法に反するか

「勤務時間中に行う授業の教材研究を、勤務時間にできないのはおかしい。」 「教材研究なんて勤務中にやるもんじゃない。家でやれ。」 教育現場を取り巻く上司と部下のいざこざは様々であるが、教材研究を勤務中に行うかどうか、これは比較的若い先生から出…

受験前ノイローゼを「頑張ろう!」以外で改善させる方法があるが、親がバカだとなす術なし

生徒の受験前ノイローゼ、これはなかなか生徒本人はもちろん、先生にとっても辛い問題です。 しかしこれには劇的に改善できる方法があります。 【価値観と】受験ノイローゼは最短1日で治せる【歪み】 公立高校至上主義の地方の受験においては、公立高校受…

厄介なクレーマーがたった1日で先生のファンになる日

クレームは実は簡単に処理できる。 教室のスタッフが顔面蒼白で私に子機を持ってきて、 「◯◯さんのお母さんから、◯◯の件でクレームが入っています」 と、だいたい2〜3ヶ月に1回くらいのペースでクレームはきていた。 これでもクレームは相当少ない方ではない…

先生は残業依存症だから働き方改革では効果が薄い。でも策はある。

世間を取り巻く「働き方改革」 先生はその恩恵を受けられるのか。 また、本当の意味での働き方改革はどう行うか。それを今回は考えていきたいと思っている。 教員も塾講師もどんなに国や会社が働き方改革をしようと言っても、現場に権限が移譲されているとい…

自分がLINEを使い始めた理由を思い出せれば、生徒の遅刻を1週間でゼロにできる

生徒の遅刻の理由は親から事前に連絡の入ったものから、微妙に時間を守らないだらしがない遅刻まで様々です。 学校でも塾でも毎日起きている先生を悩ませる「遅刻」に対して以下のようなことをしている先生はいませんか。 ①遅刻するなと説教する(全体、個人…

先生と生徒の恋愛は恋愛市場においてはどう考えても釣り合わない

先生だって人間だから生徒を好きになることはある。この主張は心の中に留めるのであれば認めます。思うことは勝手ですからね。しかしそこから行動してしまうとんでもない先生がいます。 塾講師をしているとき、〇〇高校の先生が生徒と隠れて付き合っていると…

授業の研究とは、授業をパクることでしかない

私の祖父はとある県で小中学校長会の会長をしていました。その経歴から考えると実力のあるの数学の教員だったようです。(身内自慢をしたいわけではありません。) 実際の授業をするところは見たことはありませんが、祖父の部屋一面を覆いつくすほどの算数数…

感情的な態度で業務やノルマを強要してくる上司への対処法と管理職へ伝えたいこと

先生をはじめ、親や上司から怒られて言うことを聞かせられた経験はありますか。 かなりの頻度であるのではないでしょうか。下手すれば毎日って人もいるはずです。 生徒から見た先生に限らず、親や上司にも怒りという負の感情で人に言うことを聞かせようとす…