こんにちは!教育百貨店の平野です。
塾講師をしていると「先生の言葉で頑張れた」を言ってくれる 生徒は少なくないと思います。
受験前の悩みは様々。生徒の心に残るように受験指導で言ってあげてほしい台詞16選を今日は紹介していきます。
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受験勉強編1 受験しなければ100%落ちないが、そういう問題じゃないだろう?
生徒が不合格の不安感を持っている時に使うと効果的。ただし、言う相手をよく考える必要あり。全体の前では不向きな言葉だし、メンタル弱い系の生徒には逆効果。
高い志を持つ生徒に効果あり。
受験勉強編2 10時間勉強しても、あいつは11時間勉強してるかもよ?
授業中に言うのがおすすめ。ポイントは「あいつ」と抽象的に言うことで各生徒に想像させることで全体の士気を高めることができる。
教室内に「あいつ」がいると相乗効果も高め。
受験勉強編3 できそうなことをやっても何も得られない
受験前にできない問題を見ない振りする生徒が出てくるので、直前期よりも本番3カ月前くらいに言うと効果的。全体に言っても問題ないし、個別の進路指導でも効果がある。
ただし、具体的に何をやるかに関してもアドバイスも併せて必要。
受験勉強編4 受験失敗のほうがレアな経験。そうなっても楽しめると良い。
特に公立高校受験の場合、直前期に効果を発揮する。公立高校だと不合格者のほうが少ないので落ちるとかなりのダメージを負う。なのであらかじめ軽減策を講じておく。
私は公立高に落ちているのでより説得力が増しました。
受験勉強編5 プレッシャーでも余裕そうな顔をしろ。みんな余裕などない。
全体に言っても効果はあるが、メンタル弱い系はあとでフォローする必要あり。
個別に言うとパワハラっぽくなるので注意。
「そうか、みんなそうだよね」と思ってくれたら成功。
受験勉強編6 合格の確率よりも可能性
メンタルは弱いが学力はある生徒に効果あり。「やっぱり受験校のレベルを落としたい」と言ってくる前に先出ししておくと効果あり。
ただし、生徒の意向が絶対。無理に受けさせるのだけは絶対にNG!
受験勉強編7 受かるより続ける方が難しい。続けた勉強をやめないこと
直前期よりは12月くらいが効果あり。年末年始に勉強をさぼってしまう前に先出して言っておく。全体/個別、どんな生徒にも言っていいが全体に効果があるものは心に響かない可能性がある。
受験勉強編8 死んだ目をしていたら合格もどっかに行ってしまうぞ
「明るく前向きに頑張ろう!」が使えなくなり始めたら出番。こういう過激系の言葉は一時的だが効果も高い。長くは使えないので直前期が効果的。
本当に死んだ目をした生徒には個別フォローが必要。
受験勉強編9 頭が良いと応用問題ができても、本番基礎問題を落として失敗する
受験校にもよるが、生徒が自分の実力以上のことをしたがる年末年始~直前期まで幅広く有効。一部の超難関校を除いてほとんどが基礎問題。
基礎問題のやり直しをさせたいときに効果的。
受験勉強編10 覚悟ができると落ちつく。不安なのは覚悟と行動が足りない
受験前の不安は親が不用意に煽っている場合もあるが、ほとんどは単純に勉強時間が足りていない。本当はもっと頑張れるが頑張りが足りない生徒に効果的。
ただし、メンタル弱い系は覚悟無いので効果はない。
受験勉強編11 受験は簡単にいかないほうがいい。難しい方が受験後も成長できる
やや先生のキャラも必要な発言だが、「まあそりゃ簡単にはいかないよな」と生徒に思わせて今のその状況が当たり前だと思わせることができれば変な不安を抱かずに済む。
誰にでも使える。
受験勉強編12 不安になるのは暇だから。本当にやれることをやり切ったか?
やや過激系なので先生のキャラも必要。言うなら全体に対してのみ。個別に言ってしまうとパワハラになってしまう。
実際に暇だと本当に負の感情が湧いてくるので、あまりにもひどい場合は人並みの課題を与えることで一般的な負の感情は抑えられる。
受験勉強編13 今日までにできるようになる問題を見つけて今日やるだけ
できないことで不安を抱える生徒に対して使う。不用意に未来のことを想像するから不安になる。過去でも未来でもなく今に目を向けさせて今頑張らせる。
直前期くらいから効果的。
受験勉強編14 焦っても良いことはない。焦った時こそ基礎問題
やたら焦りだすのは応用問題が解けないから。しかし応用問題は基礎ができていないから解けないだけ。受験校にもよるがやはり基礎問題は最後まで徹底させたいところ。
受験勉強編15 合格は結果であって目的ではない
こんなわかったようなわからないような言葉も生徒は意外と理解する。
「受験後のことは知らない」という人は先生ではない。
受験勉強編16 大切なことは終わった後に気づくがいつでもやり直せる
合否に関わらず生徒は受験後に必ず何かに気づく。
それは努力の大切さみたいなことであれば良いのだが、結果は関係なく後悔する場合もある。でもいつでもまたやり直せると言っておけば生徒はまた頑張れる。
受験期はどの生徒も少なからず通常よりは不安定になる。
なので先生は「より自分の言葉の重み」を意識、生徒の反応をより気に掛ける必要がある。
一例として16の言葉を紹介したが、いずれも
①生徒のタイプによって
②全体に言うか個別に言うか
③どの時期にいうか
④先出しとして言うか、状況を打開するために言うのか
クラスや生徒の雰囲気・自分のキャラをしっかりと見極めて言う必要がある。
いずれも、
言うことが目的ではなく生徒のことを考えて適切な使い方をするのが大切
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