生徒を帰宅させたらもう22時。
どんなに早くても21時半。
どう考えても22時までに帰ることなどできないのに、
ほとんどの塾の採用情報を見ると「22時」が終業時間になっている。
どう頑張っても22時半、普通なら23時、終電も頻繁が実情なのである。
22時終業になっているの塾の採用情報にツッコミを入れてみる【市進】【京葉学院】【名進研】【湘南ゼミナール】
なので終業時間を23時と本来は表記すべきなのだろうが、
それだと応募に影響があるのだろう。
人事経験があるので「応募数」が減ることは会社の中枢にダメージを負うことはわかる。だから23時と絶対書けとまで強くは言えないが1つ改善策がある。
それは始業時間を14時にすべきである。
そうすれば休憩1時間があれば実働7時間労働になる。
法定労働時間は8時間なのだから、これで23時に帰れるならば残業とは呼べない。
しかも仕事を効率よく終わらせることができる人は、
「閑散期は7時間労働」
「繁忙期は8時間労働」
これでかなりバランスは取れているし、
多少23時半になる日があっても文句は言わないであろう。
声を大にして言いたいのは、
勤務時間は正直に書くべきだが、全ての塾が14時23時になったとしても
教育業界全体の応募数が減っては、私も本望ではない。
だから14時〜22時にして、生徒の都合で発生する1時間の残業には文句を言わないという取引をすべきだと言っているのだ。
13時〜22時で実際の退社時間は23時。
企業側の主張としては、その1時間にはみなし残業を払っているというのが言い分であることは理解している。が、そもそも休憩時間もままならないのに8時間限界いっぱいまで働かせてやろうという魂胆が見え見えなのが、多くの社員にとってはしっくりこない面なのだろうと思っている。