先生と生徒の恋愛は恋愛市場においてはどう考えても釣り合わない

先生だって人間だから生徒を好きになることはある。この主張は心の中に留めるのであれば認めます。思うことは勝手ですからね。しかしそこから行動してしまうとんでもない先生がいます。

塾講師をしているとき、〇〇高校の先生が生徒と隠れて付き合っていると生徒から聞いた経験があります。（本人たちは隠しているつもりらしいけどみんな知ってるよ生徒が言っていました。）

塾講師もまた生徒と恋愛関係になる者が少なからず現れます。

私は先生と生徒の恋愛は懲役クラスの規定を入れて禁止すべきだと思っています。

先生と生徒の恋愛がなぜダメなのか、説明していきます。

先生と生徒の恋愛を恋愛市場の観点から分析してみた

先生だって人間だから生徒を好きになることはある。この主張は心の中に留めるのであれば認めます。思うことは勝手ですからね。しかしそこから行動してしまうとんでもない先生がいます。

まず全ての恋愛の大原則は「等価交換」です。似たような価値同士の者でないと付き合いには発展しません。

付き合う男女の「容姿・収入・社会的立場・年齢・スキル・将来性など」を総合的に点数化し、その点数の誤差がない、もしくは限りなく誤差が少ないことで付き合いというのは発生します。大人はこれを無意識に計算し、自分と釣り合うかお互いが計算しています。学校の先生は学校の先生と結婚することが多いでしょう？それもこの等価交換の原理が働いています。

ですから、平均的年収を得ている男性が、超売れっ子の10代の女性アイドルと付き合うのは無理なのです。出会える出会えない以前に、総合点が釣り合わないのです。そもそも点数が釣り合わないから出会うことも難しいでしょう。

ですが男性の年収が上がると話が変わります。

説明不要で理解できると思いますが、売れてる女性アイドルと付き合う相手の例として会社経営者がいます。これはアイドルという人気のある社会的立場や年齢の若さを、会社経営者という圧倒的な年収や社会的立場で「等価交換」していると言えます。釣り合っているから出会えるし、恋愛にも発展するのです。

他にも、芸能人は芸能人やスポーツ選手と結婚するケースが多々見受けられます。これもまた社会的立場が似ていることによる等価交換です。

しかし等価交換はときどき見誤ります。

総合点が同じくらいだと思っていたのにも関わらず、実は大きく見誤っていたとき、恋愛は別れへ向かいます。売れない芸人と付き合っていたけど、全然売れる気配がなく将来性の点数が大きく下がって釣り合わなくなったりするわけです。

では先生と生徒の恋愛がなぜダメか。

それは「等価交換の原則に釣り合わない」のが明確だからです。はっきり言いますが、先生と生徒の恋愛関係においては先生の方がバランス的には下です。生徒の方が圧倒的に上なのです。

人としての価値に差があるとはいっていません。あくまでも恋愛という限られた市場においては明確な差があります。

だって生徒は例外なく「若くて健康的で将来性がある」を満たしています。しかし先生は「年収はまあまあ・生徒と比べて若くない・不健康になりつつあり先に介護が必要になる」わけです。

明らかに釣り合っていません。等価交換とはほど遠い関係です。

なのにも関わらず、先生は普段から威厳を示しやすい職業であるがゆえに、この等価交換のバランスが生徒からは歪んで見えます。先生が生徒を管理したり指導することは多いため、生徒の方が圧倒的上なのに、生徒は過度に自身を下に見る錯覚を起こします。

生徒が大きく見誤った等価交換を悪用する先生こそ「生徒との恋愛は人間である以上自由なはずだ」とかわけわからないことを言うわけです。詐欺師というのはいかにもそれっぽいことをいうものです。

ですから私は在学在籍中の生徒と、この等価交換詐欺を利用しての恋愛関係は論理的にダメだと思っています。

先生は自分の身分相応な相手を探してください。どうしても10代の女子と付き合いたいのなら、圧倒的年収を稼いで等価交換のバランスを取ってください。仮にご実家が名家で莫大な資産があるとかならもうそれは好きにすれば良いでしょう。

私が勤めていた会社の上司は高校3年生の生徒が塾を卒業する前になるとこのようなメールを全ての従業員に一斉送信していました。（文章は記憶を頼りに私が改変しています）

「生徒はあなたが先生という肩書きを持っているから好きなのであって、純粋な男として好きなわけではありません。先生という肩書きを使わないと異性から見向きもされないのですか？かわいそうな人ですね。相手が大学生になったからセーフなんて理屈は通用しません。卒業後だとしても生徒との接触は禁止です。」

正論すぎて、反論の余地もありません。

参考文献（内容とは無関係です）

自分のアタマで考えよう