ブルー・オーシャン戦略と呼ばれるものを紹介していきます。
教室を任されており、近所に競合している似たような塾がある場合に、
いかに自分の教室に生徒を集めるかを軸に話が進んでいきます。
ブルー・オーシャン戦略とは
敵のいない市場を作り出し、その市場で戦わずして勝つことを言います。
反対の言葉にレッドオーシャン戦略があります。
教育百貨店の平野です。
教育百貨店とは英語の先生が全ての先生のために作った
主に「スキルアップ」と「転職」についてまとめた動画です。
詳しい自己紹介はこちらの概要欄から。https://www.youtube.com/channel/UCqp89tMf52TdoQ3n9M-SI5w/about
それでは今日もよろしくお願いします。
レッドオーシャンとは競合他社と戦いの中で傷を負い血みどろになる様子からつけられたとされています。ブルーオーシャンはその傷がない様子を表しています。
レッドオーシャンは競合他社がたくさんあり、
「値下げ合戦」「長時間の営業」「過剰なサービス」によって、
似たような業種のライバルからお客さんを獲得しようとする戦略です。
レッドオーシャン戦略自体も有効な場面はあり、
やってはいけない戦略とまでは言えませんが、
「湯水のごとく使える豊富な資金力」があると有効だったりします。
なので塾教室のような湯水のごとく経費を使うことは不可能です。
話を戻しますが、近所の塾とあなたが任されている塾には明確な違いがありますか?
それを聞かれると「違いというほどの違いは・・・」となってしまうのではないでしょうか?
それをレッドオーシャンと呼びます。
似たような業種、似たようなサービスを展開していれば競合他社と見えない殴り合いの喧嘩をしながら生徒の獲得に疲弊していきます。
実際に疲弊している人は多いのではないでしょうか。
ここでブルー・オーシャン戦略の登場です。
繰り返しますがブルー・オーシャン戦略とは
敵のいない市場を作り出し、その市場で勝つことです。
ですから近所のライバル塾と
任された自分の教室の強みと弱みを点数化していきましょう。
例えば、地域密着型の高校生を対象にした塾だと
講師の質においては
「東進10点」「河合塾8点」「駿台予備校9点」「代ゼミ7点」
のように、もうすでに質の良い講師を揃えている競合他社が4社もあります。
しかも地域密着型塾からすれば困ったことに東進と河合塾は経営状態も非常に良好であり、
豊富な資金力をバックにレッドオーシャンで勝ちまくっています。
※内容が経営戦略のため長いです。文章が長く感じた方は動画をご覧ください。4分でブルー・オーシャン戦略を解説しています。文章でも問題ない方は動画は飛ばして以下を続けてお読みください。
現状河合塾の資金力はどの程度あるか知っていますか?
30年間は利益0円でも今いる社員を定年まで給料を払い続けられるくらいの資金力を持っています。
こんな強すぎる相手に「講師の質」で勝負を挑んでしまうとレッドオーシャンに飛び込んで河合塾にボコボコにやられる運命を辿ります。
では逆に河合塾に対して勝てる要素があるとしたら何があるでしょうか?
河合塾は生徒の相談や受験校の決定はチューターに任せています。
講師は授業と質問対応をしており、業務の振り分けが明確です。
まずこのように敵のサービスを知ることは重要です。
検索をして、ホームページを見て、敵のサービスを知りましょう。
仮に、
「授業を担当している講師が進路指導から受験校決定まで行う」
というサービスを全面に押し出す戦略は、
ブルー・オーシャン戦略ですか?レッドオーシャンですか?
これは河合塾との比較であればブルー・オーシャン戦略と呼べます。
河合塾では講師が進路指導をしていないのですから、
実際に授業を担当している先生が受験校を決めるサービスに
「ニーズ」は確実に存在します。
しかも河合塾の講師は授業と質問対応の契約しかしていない非常勤講師ばかりです。
そんな講師が進路指導をやるのは契約の範囲外です。
そもそもやる義務もないのです。やればボランティアになります。積極的にやろうとする講師は多くないでしょう。
ブルー・オーシャン戦略は長く語れば語るほど1冊の本になり得るレベルの経営戦略ですが、簡単にやるのであれば以下の手順と動画の閲覧がおすすめです。
①敵のサービスを項目化する
②サービスに点数をつける
③敵のサービスで点数の低いところを自分の教室のサービスとして売る
④自信があるものはレッドオーシャンに突っ込んでも構わない
このようになります。
講師が進路指導まで担当する
自習内容を管理する
自習時間を生徒と約束する
宿題チェックを細かく行う
1ヶ月に1回は必ず面談する
教室を明るい雰囲気にする
教室のルールを減らし自由度を上げる
授業の後に講師とのおしゃべりタイムがある
飲食ができる
などなど大手の塾にできないことは意外とたくさんあります。
大手がやっていないこと
大手ができないこと
大手が真似しにくいこと
そこで戦うブルー・オーシャン戦略は、
見えない殴り合いの喧嘩をしなくて済むのでダメージを受けず確実に顧客を手に入れることができます
動画では点数の項目化の具体例を見ることができます。
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