積極的にやったはいいがミスをして怒られる。
ミスしないように慎重にやったら遅いと言われ、もっと積極的にいけと言われる。
この問題は2つの軸で解決できる。
①上司がミスに寛容か
②ミスの影響が大きいか
例えばだがよくスポーツの世界では「積極性」が求められる。
野球選手がよく言われているのは「積極的に次の塁を狙え」なのだ。
言いたいことはわかるのだが、2軸を間違えて使うとその積極性は仇となることがある。
【結果論対策】「積極性」と「慎重さ」を使い分けるポイント【野球に例える】
例えば、
最終回同点ランナーなしとする
この場合、バッターが積極的に次の塁を狙ったことによってアウトになるとその影響はあまりにも大きい。
ノーアウトランナー2塁が、ワンアウトランナーなのだ。同点の場面ならあまりにも違いすぎる。
だから大きいあたりを打ったとしても、スリーベースにするのが微妙なラインなのなら、慎重さを重視してツーベースにすべきだ。これが慎重さの使い方である。
しかし最終回10点差で負けておりランナーなし
だと状況は変わる。
ツーベースだろうが、積極的に走ってスリーベースにしようがたいして状況は変わらない。だったらスリーベースが微妙でも積極的に走るべきだ。セーフになれば儲けものだし、アウトになってもまあ仕方ないで済む。
よって仕事上において積極的にいくか、慎重にやるべきかは以下の通り。
①ミスに寛容で影響が小さい→積極果敢に挑む
②ミスに寛容だが影響が大きい→慎重に
③ミスにうるさいが影響が小さい→積極的に
④ミスにうるさく影響が大きい→慎重さに慎重さを重ねる
③の場合の上司ほど嫌なものはないのはわかる。
ただ上司のために仕事をしているのではない。だから自分のために、ミスの影響が小さく済むものは積極的にいこう。それが会社のためになり結果を生む。
影響の大きさは大小では測れない。
その時の状況に応じて判断すること。判断に迷う場合は上司へ意見を仰ぐこと。
これも忘れずに。