サラリーマンが労働で給料を増やす方法はいくつかある。
①出世する
②定期昇給
③残業する
しかしどれも貯金を増やす決定打にはならない。
昔なら有り余るほどの金をもらえた時代だった。
なので中高年の言う「頑張って働けば金は増える」は今の時代当てはまらない。
貯金が増えない理由をそれぞれ解説していく。
①出世する
出世をして役職手当をもらっても貯金は増えない。実際に私もそうだった。
出世しても貯金がたいして増えない理由は人によるがその大きい要因としてあるのは「交際費」だと思う。
出世すると付き合いが増える。組織の上ともそうだし、部下ともそうだ。
また出世すると様々なストレスを抱える。そのストレスは金では解決しない。何か息抜きが必要だ。息抜きには金が必要である。だから出費が増える。
管理職が良い生活を送っているように見えるのは「隣の芝生は青く見える」状態と変わらない。そういう生活を送っているように見せないと精神的に身がもたないのだ。
②定期昇給
全然仕事しないくせに長く勤めていると給料は高い。悪しき日本企業の文化であり「年功序列」と同義語でもある。
ただこれは仕方がない。なぜなら年齢が高くなると「健康上のリスク」が伴う。
50代にもなれば確実に体のどこかに異変をきたす年齢になっており、体のメンテナンスをするための医療費に金がかかる。
MRI一発で1万円も取られる世界だ。年齢が高くなるとそれだけ「生きるためのコスト」がかかる。
③残業する
これも貯金とは直結しない。
1番身近な例として、残業したら当然だが家で自炊をする時間は減る。
だから「外食」に走る。自炊の数倍コストがかかる。
さらに残業によるストレスで「外食ついでにビールでも飲むか」となる。こうなったら残業代は消えてしまう。
また残業は「健康上のリスク」も伴う。超高給のサラリーマンが長くは勤められないのはこのせいだ。病気にでもなったら仮に積み上げていた貯金は生活費と医療費に消える。結局ゼロに近づくから貯金は長い目で見ると増えない。
昔みたいに「やることないけど金が欲しいから残業」という働き方は現代ではできない。この働き方はできるなら最強。健康上のリスクがないからである。
サラリーマンが貯金を増やす方法としてよく言われる「消費を我慢」することでもできなくはない。しかし限界がある。毎日カップラーメンで我慢したら当然健康上のリスクも伴うし、休みの日に寝るだけで過ごし何もしないと時間に対する仕事の割合が増えたように感じてこれまた健康上のリスクを伴う。
よってサラリーマンが貯金を確実に増やす方法は「投資」これしかない。
投資とは何も株式投資や不動産投資のことだけを指すのではない。
莫大な資金が必要だ。サラリーマンにはハードルが高すぎる。
実はブログもYouTubeの動画も投資になる。しかもほとんど初期投資が必要ない。
初期投資が不要がゆえに結果が出るまでに時間がかかるが、やってれば収益化できるタイミングはやってくる。
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