質問とは生徒が自主的に行う能動的な学びです。
それに対して授業はほとんどが受け身であり、半強制的にやらされているものであると思っています。
だからこそ「質問」は授業よりも価値が高いのですが、
なぜか質問対応を適当にやってしまう先生が多々見受けられます。
まず生徒に絶対に言ってほしくない台詞として
なんだ?こんなこともわからないのか?
授業聞いてた?
こんなんで大丈夫?
などと、否定から入るのはよろしくありません。
生徒は否定され、もう質面にはきてくれないでしょう。
質問にきてくれなかったらコミュニケーションの回数は減ります。
コミュニケーションの回数が減れば信頼関係構築は遠のきます。
よってクレームが発生したり、塾であれば退塾という結末を迎えます。
否定をしてやる気を出す
なんていうものはもうかなり古い考えの時代であり、平成生まれからはもうこの考えが通用しません。
生徒が質問にきたときかけるべき言葉は「肯定」です。
ここまではわかってるんだね!
この問題難しいよねえ。先生もわからなかったよ。
僕が君と同じ歳のときよりはできてるよ!
などです。
生徒はこれを聞いて勉強の内容が理解できるかどうかは置いておき、
先生のことが好きになることは確実です。
好きな先生の授業で寝たりしますか?しません。
授業を聞いてもらえるかどうかは生徒との信頼関係だと思っています。
その信頼関係を築くのに最も機会が多いのは先生なら質問だと言えます。
ですから先生は質問に丁寧に答えるのはもちろんのこと、
ファーストコンタクトで生徒の評価は大きく変わります。
生徒の能動的な学びである質問を
必ず先生は受け止めましょう。
こういう小さなところへの気配りができる先生が
生徒から絶大な支持を受けるのです。