平野夏紀【教育百貨店ブログ】

先生に「授業内容以外」で価値提供を目指すブログです。YouTubeにも動画あげてます。

【SPI】筆記試験で落ちる人の原因は点数の低さでない場合がある

書類選考は通るのに、なぜか筆記試験(SPIやテストセンター、玉手箱など)で落とされ続ける人がいますね。

 

「点数が悪いから仕方ないか」と考えがちですが、まさにその考えが人事側の術中にハマっています。

 

書類選考で不採用通知を送ると人事部はとあることに悩まされます。

それは、

「本当に履歴書見ていだだけましたか?」

「参考にしたいので志望動機のどこが悪くて不採用か教えてください」

「なぜ私が不採用なのですか。理由を教えてください」

というクレームまがいの連絡を受けることになります。

 


【SPI】筆記試験で不採用になる人は点が取れなかったからではない【就職転職】

 

不採用の本当の理由なんて初期の選考であれば「学歴」か「見た目」くらいしかなかったりするので、本当のことなど言えるはずもありません。

 

なのでそんな質問の電話やメールをもらっても返しようがないのです。

 

ですから企業は落ちた理由はあなたにある!

と暗に主張するため、

 

「書類選考不合格者をあえて合格させたように見せかけ、筆記試験へ誘導し、筆記試験で落としたことにする」

 

という手法を使ってクレームのリスクヘッジをしています。

 

筆記試験で不採用となった場合、選考者の気持ちは

「自分の学力不足が原因だから仕方ないか」

と思うのです。

 

落ちた原因を企業から受験者へすり替えるテクニックです。

 

筆記試験の費用は1人数千円からどんなに高くても1万円程度。

大手の企業ならこの程度の出費なら会社が傾いたりしません。

 

なので書類選考は通るけど、筆記試験で落ちてしまう人は

「実は履歴書や職務経歴書に問題がある」

というケースが多々見受けられます。

 

また初めから採用したい学歴レベルを備えていない場合にも、

学歴で落とすとバレたら良くない噂が広がることもあるので、

書類選考は通ったことにして筆記試験で落としたことにすることがあります。

 

なので筆記試験をいくら頑張っても、落ちることが確定している選考が存在します。

 

大手に多いのでそういったことが続いた場合には履歴書と職務経歴書を見直して見ましょう。