平野夏紀【教育百貨店ブログ】

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【一部塾講師閲覧非推奨】塾の社員には入塾率ノルマがありますが知ってて入社しましたか?【入塾率編Part1】

こんにちは!教育百貨店の平野です。

本日はちょっと人を選ぶ内容かと思いますので、タイトルを見て各自閲覧の判断をお願いします。

 

 

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それでは今日もよろしくお願いします。

 

 

今回の内容はずばり、「塾講師のノルマ」についてです。

教育業界で働いていた時によく見たのですが、ノルマの存在に気が付かずに入社する人は多く存在します。そこでいわゆる入社ギャップが生じます。

塾講師志望の方は、まずきちんとノルマがあることを理解した上で塾講師になりましょう。覚悟が持った人材が増えれば塾の人材不足は今よりは解消されると考えています。

また、時折ノルマの存在を頭ごなしに否定する人もいます。

ノルマがあることによるメリットもありますので一概にノルマの存在を否定するのはやめましょう。

それは勉強の目標決めずに勉強する子供と同じです。

 

 

動画はこちらです。

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塾によっては「ノルマ」とは言わずに「予算、目標」と呼んでいるところもあります。

今回はわかりやすようにすべて「ノルマ」という言い方で統一します。

 

では、一体どんなノルマがあるのでしょうか?

今回は「入塾率」のノルマについて取りあげます。

入塾率というのは、「春期講習や夏期講習、冬期講習などの季節講習を受講した後に通常の授業(レギュラー授業)を新規で受講する人を〇〇%以上確保しましょう」というノルマのことを指します。

 

実はこの入塾率のノルマは、僕の調べたところによるとかなり塾によって差があるものでした。

低いところだと10%くらい、高いところだと70%くらいまでの入塾率を設定している塾がありました。

そしてほとんどの塾がこの入塾率によって冬のボーナスを決定しているようです。

 

冒頭でも触れたのですがノルマ自体は悪いことだとは僕は思わないです。

入塾率のノルマがあることによって先生も責任が生まれ、入塾してもらうように他科目の講師とも連携をとるようになります。

 この連携は、入塾率が上がるだけではなく生徒の成績向上にも繋がります。

ノルマがあるからこそ講師は「生徒のニーズを掴もう、良い授業をしよう」という意欲がうまれてくるのだと思います。

 

「じゃあ教育にノルマを持ち込むのはどうなんだろう?」と思われる方も中にはいると思います。

これに対して、僕は先述の理由から必要な部分はあると思っています。

また、むしろ管理職以上にノルマが一切課されないとなるとそれはどうかなとも思います。

 

ノルマが存在しないと、雑な授業をして全然生徒のニーズにも答えないし講師同士で連携も全然しないし・・・ということが起こり得るので、やはり僕はノルマ(目標)自体は必要かなと思います。

 

ただ、これは誤解しないでほしいのは無茶苦茶なノルマでも追った方が良いと言っているわけではありません。

稀に、このノルマの追わせ方に問題のある塾もありますので、あくまでも「適切なノルマ」に対しては「生徒にとってプラスになるようなサービスの向上」が自然と行われるので必要だと思っている、ということです。

 

ノルマ達成の仕組みを作るのが管理職と会社の仕事です。

とりあえず怒鳴って感情的になりノルマをただ追わせることは適切なノルマの設定とは言えないので管理職は注意しましょう。

 

 

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