老害を因数分解すると「固定概念を持っている」「年齢を重ねた人」
だと思っています。
人は4つの固定概念を持っていて、
と言います。
大学の授業で習ってる人もいるのではないでしょうか。
今回はその1つ
「種族のイドラ」が教育現場でどう悪影響を及ぼしているかを解説していきます。
教育百貨店の平野です。
教育百貨店とは英語の先生が全ての先生のために作った
主に「スキルアップ」と「転職」についてまとめた動画です。
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それでは今日もよろしくお願いします。
種族のイドラとは
「人に対する思い込み」のことです。
例えば、
都会の人は冷たくて、田舎の人は温かみがある
と言われますが、
それは何根拠でしょうか？
都会の人は隣人の人に口を出さないだけで、
冷たいとまでは言い過ぎではないかと思います。
また都会は客引きや怪しげな勧誘が多い世界です。
見ず知らずの人に温かくすると自分が損をします。
冷たいのではなく、怪しい人物か判断していると考えれば、
都会の人は冷たいというのは思い込みだと言えます。
都会の人は冷たいから
と言って地方出身者がツンツンした態度を取れば、
同じような態度を取られるに決まっています。
損でしかありません。
だから思い込みは損ですよと言っているのです。
この人に対する思い込みを種族のイドラと呼びます。
動画だと簡潔に説明しています。
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また恋愛においても思い込みは目立ちます。
イケメンは浮気するなど
それはあなたがたまたま遭遇した経験です。
経験で語って何が悪いかと思うかもしれませんが、
世の老害たちも過去の経験でモノを言ってるから老害と呼ばれるのです。
きちんとしたデータがあるのなら良いですが、
イケメンは浮気するというデータはありません。
よってそれは思い込みです。
例はこの辺りにしておいて、教育業界に蔓延っている
人に対する思い込み（種族のイドラ）を解説していきます。
例えば、
「生徒は塾も大手志向」
とよく言われます。
大手志向だと思い込んで対応します。
でも生徒が考えていたのは、
「できれば大手の方がいいけど、先生と合うなら別にどこでもいい」
と思っていたらどうするのでしょう？
思い込んで接すると態度や発言に出てしまいます。
繋がるはずだった人脈や交友関係や顧客を逃してしまいます。
ですから思い込みは利益などないのです。
また教育業界が過剰なサービスを提供している理由も
この種族のイドラが作用している面があります。
それは、
「面倒見が良ければ入塾する」
というものです。
放置して何もしないのはサービスとしてダメですが、
面倒見が良ければ入塾する子もいるが、
別にそうとも言えないと考えたらどうでしょう。
実際に手をかけなくても先生に迷惑をかけない生徒は多いです。
塾でも手をかけなくても入塾し、退塾せず卒業まで通ってくれる生徒は多いです。
それが思い込みによって
「過剰サービスがデフォルト」になる現象を引き起こしていると考えたらどうでしょう。
思い込みによって、
教育現場の先生はかなり疲弊している節はあります。
過剰サービスを当たり前にしたのは
確実に「上の世代」だと言えます。
そして上の世代は過剰サービスしないと生徒の心は離れていく
という思い込みをしています。
種族のイドラを抜け出す方法は1つです。
「常識を疑ってみること」です。
先人たちが作ってきた常識は正しいものも含まれている場合があります。
だから先人が作ってきた常識を
「真っ向から否定する」のは必ずしも賢明とは限りません。
なので「常識を疑う」
その上で「自分だったらこうする」
という考えを持ちましょう。
他の人の思いみはなかなか改善できませんが、
自分の思い込みは意識を変えればすぐできます。
教育業界の常識を打ち破り、
新しい常識を作って、
生徒に還元してくれる先生が増えたらいいなと思っています。
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