平野夏紀【教育百貨店ブログ】

先生に「授業内容以外」で価値提供を目指すブログです。YouTubeにも動画あげてます。

退塾する生徒にやってはいけないこと

塾であればどんなに授業がうまかろうが必ず退塾は発生する。

 

生徒在籍に対して

退塾する率を下げることはできても

人数をゼロにするのは不可能だ。

 

しかし退塾を選択するは

それなりの理由があって辞めているわけで

そこに追い討ちをかけるような対応をする

 

ビジネスとして失格と言える残念な先生たちを見てきた。

 

退塾する生徒とその塾は契約上の関係は切れても

評判が命の塾業界では

その関係が切れることはない。

 

だからこそ

退塾する生徒に絶対にしてはいけないことを

もっと塾講師には自覚をしてほしいと思っている。

 

教育百貨店の平野です。 

教育百貨店とは英語の先生が全ての先生のために作った

教科内容「以外」の先生の困りごとを解決に導くツールです。

主に「スキルアップ」と「転職」について動画とブログにまとめています。

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それでは今日もよろしくお願いします。

 

 

塾を辞めた生徒はいかなる理由にせよ

だいたいその塾に対して良いイメージは持っていないことが多い。

 

しかしそれはどこの塾も同じである。

だから悪評を広めるようなことを

生徒の去り際に浴びせるようなことは

絶対にしてはいけない。

 

それを2つ見ていこうと思う。

 

1つ目

「嫌味を言う」

 

例えば

「塾変えても意味がない」

「君が勉強しないから悪いんだろ」

「辞めても成績は変わらないよ」

 

みたいなことを言ってしまう塾講師は

経験上一定数いる。

 

嫌味だけは絶対に言わない方がいい。

 

塾を辞める原因は塾側に100%非がある。

対応が悪いだの、授業がつまらないだの、先生との信頼関係がないなど

いくらでも思い当たる節はあるはずだ。

(引越しなどのやむを得ない場合を除く)

 

嫌味なんて言っても生徒は退塾して学校などで

「辞めるとき嫌味言われたわ」

「あの塾は最悪」

などと外で言われてしまう。

 

動画の方が簡潔に説明しています。チャンネル登録もお忘れなく。

文章の方が良い方はこのまま先にお進みください。


退塾する生徒にこんなことしてませんか?

 

 

「あの塾は成績上がらない」はまだマシで

その生徒に問題があると周りが受け取る場合もある。

 

 

しかし嫌味を言われたなんてことを元生徒が外で言ったら

その生徒の交友関係の範囲内においては

ろくな塾ではないと言われるに決まっている。

 

だから嫌味なんか言っても

何も解決しない。

 

退塾の理由をきちんと聞いて反省し

次に活かすしかない。

 

退塾の原因を生徒側になすりつけるようなことはしないようにしてほしい。

 

2つ目が

「退塾届を受け取る時に無視する」

 

これも割とやっている先生を見る。

理由はわかる。

退塾することを上司に報告して

上司に何やらいろんなことを言われたに違いない。

だから「私が怒られる原因を作ったのは生徒」と考えているのである。

 

まともな大人の対応とは言えない。

 

向こうだってどんなに塾に不満があろうが最後くらい

「お世話になりました」くらい言ってくる。

 

思っていなかったとしても

「お力になれず申し訳ありませんでした」

くらいは礼儀として言うべきだ。

 

部下に書類を受け取らせ

教室責任者が無視するなんて

何度も言うが

まともな社会人の対応ではない。

 

ビジネスマンとしては終わっている。

 

生徒を集めるのにどの塾も必死になっている。

生徒が集まらない理由は結局のところ

 

「評判」がかなりの割合を占めることは

塾講師なら痛いほどわかるはずだ。

 

評判を自ら下げるような行為は絶対にやってはいけない。

 

ちなみに模範解答は

「力になれず申し訳ありませんでした」

「もし何かありましたらまたぜひお越しください」

「いつまでも応援しています」

 

この3点セット全部言えると良い。

 

これくらいのことなら

塾の新人研修でマニュアル化できそうなものだが

塾は現場での研修に頼りきっているので

 

上司がポンコツだと

若い塾講師が管理職になった時

とんでもない対応をしてしまう。

 

塾講師はとにかく評判が命。

退塾をゼロにすることはできないが

退塾の際に「綺麗な別れ方」ならできる。

 

退塾してからも

その生徒との関わりが

完全に消えることはない。

 

YouTubeでは数分程度でさらに簡潔に説明をしています。

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退塾する生徒にこんなことしてませんか?

 

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