こんにちは、教育百貨店の平野です。
今回は「生徒からの退塾宣言」についてお話していきます。
最初にお話ししておくと、「退塾宣言後に引き留める」ことが得意な先生もいらっしゃると思います。そのスキル自体は大変素晴らしいものだと思っているのですが、僕自身は退塾宣言をされてから引き留めるスキルを磨くことは本質的ではないと思っています。
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それでは今日もよろしくお願いします。
僕はよく退塾を虫歯に例えてお話することが多いです。
退塾も虫歯も予防が重要です。退塾と言われてからあの手この手で退塾を引きとめるのは、虫歯になってから痛みと精神的苦痛に耐えながら虫歯を治すことと同じです。どんなに綺麗に虫歯を治せても、そもそも虫歯にならなければよかったよね?ということです。
つまり退塾しますと言われる前に防ぐのが最も大切というのが僕が一番大切にしている考え方です。
動画ではより詳しくお話しています。
文字の方が良い方はこのままお進みください。
では具体的に退塾を予防する方法についてお話していきます。
「退塾予防のために何を行っていますか?」と聞くと大半の方は「面談」と答えて下さる方が多いです。
もちろん、僕自身も面談はかなりしっかりと行っていました。しかし、残念なことにどんなに面談を綿密に実施しても退塾する生徒は必ず出てしまいます。
つまり、どんな面談でも退塾を完全に防ぐことはできないのです。
おそらく、「面談だけでは退塾は防げない」ことに気付いている方はたくさんいらっしゃいます。しかし、他に策が思いつかないので「退塾予防には面談だよね」と、とりあえず面談回数を増やして終わってしまう方が多いです。
ポイントは、面談と退塾の間に隠されています。
僕はこの退塾宣言の一歩前に何か予防策となる仕組みを置けないかな?と考えました。
そこで実施したのが「生徒に他塾の体験授業の感想を聞くこと」でした。
一見リスキーに思えますが、実はこれが絶大な効果を発揮しました。
なぜかというと、だいたい塾を辞める場合の流れとして
他塾の体験授業を受ける → 家庭内で話して退塾するか決定する(つまり転塾するかどうか)
がオーソドックスだと思います。
実際、この家庭内で話し合って退塾を決めた段階でもう諦めるしかない場合が大半です。
しかし、この家庭内でしっかりと話し合う前段階で子供から「●●塾の体験に行ってきました」と報告を貰うことができればまだ十分に手が打てます。
例えば、個別指導の体験に行った場合なら「フォローを手厚くする必要があるな」とわかりますし、大手に行った場合なら「差別化をよりしっかり伝える必要があるな」など補強すべきポイントがわかります。
今回はリスキーな手段だと思われる方も多いかもしれません。これを必ずやってほしいわけではなく、僕の場合は綿密な面談と退塾宣言の間にワンクッション何か置くことができればより手を打ちやすいと考え、可視化するためにこの施策を行いました。
これはあくまで1つの手段であって絶対的な正解ではなのでそこは注意していただければと思います。
もしよければ僕の例を参考にして、自分や会社のやり方に合うものをぜひ探してみて下さい。
動画ではより詳しくお話しています。
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