平野夏紀【教育百貨店ブログ】

先生に「授業内容以外」で価値提供を目指すブログです。YouTubeにも動画あげてます。

学力以外で早稲田に受かるとしたらコレ

何が何でも早稲田大学に行きたい!

と思う高校生は多い。

 

早稲田に行くためにはとんでもない偏差値が必要かと言われると

もちろんある程度は必要だが、

工夫することでMARCHレベルの学生でも受かることはできる。

 

実際に早稲田大学は大学受験においては最高峰であるし、

就活においてもその大学名で落とされるなんてことはまずないだろう。

 

だからこそ早稲田に行きたい高校生は

毎年いるのだと思うが今回は、

 

私が実際に生徒に教えていた

学力以外で早稲田に合格させる方法を公開したいと思う。

 

ただしこのブログと動画はあくまでも

進路指導に励む教員や塾講師などの

「先生のためのもの」です。

 

受験生も内容自体は参考にできます。

 

ですが先生目線で書いています。ご了承ください。

 

教育百貨店の平野です。 

教育百貨店とは英語の先生が全ての先生のために作った

教科内容「以外」の先生の困りごとを解決に導くツールです。

主に「スキルアップ」と「転職」について動画とブログにまとめています。

詳しい自己紹介はこちらの概要欄から。https://www.youtube.com/channel/UCqp89tMf52TdoQ3n9M-SI5w/about

それでは今日もよろしくお願いします。

 

まず早稲田に受かるためにギリギリ必要なラインは

「MARCHには受かる」です。

 

MARCHや関関同立が怪しい高校生や浪人生には

早稲田は厳しいでしょう。

 

MARCH関関同立にも偏差値の序列はあるものの、

偏差値55あればなんとかギリ受かるレベルです。

 

そんな生徒をなんとか本人の希望により

早稲田に行かせたい場合は、

 

「受験学部の工夫」である程度合格を勝ち取ることができます。

 

動画の方が簡潔に説明しています。チャンネル登録もお忘れなく。

文章の方が良い方はこのまま先にお進みください。


絶対に早稲田に行きたいならこれ。合格するための入試の穴を教えましょう。

 

 

【文系】

教育学部複合文化学科(た英語の偏差値必須だが早稲田教育の英語は満点が狙える)

人間科学部健康福祉学科

 

【理系】

教育学部理学科地球科学専修(地学か生物ができるならそちらで受験)

人間科学部健康福祉学科

 

この2つの学部は他の早稲田の看板学部と比べると受かりやすいのは事実です。

実際に合格最低点が6割を切る年もあり、

基礎問題をミスしない回答で

十分合格をたぐり寄せることができます。

 

また人科は他の早稲田の学部と比較すると問題は容易であり

難解な問題への対応をしなくて済みます。

MARCHの過去問でも十分対策になります。

 

また東大京大の滑り止めと言うよりは

早稲田の看板学部の滑り止めとしての人気が高く、

偏差値70前後の国公立志望の学生と

まともに戦う必要がありません。

 

これは本番ミスをせず

問題の巡り合わせが良いだけで

合格をつかみ取れるギリギリのラインでしょう。

 

他の学部は東大の滑り止めとして機能しているので

MARCHレベルの学生がまともに戦うのは無理です。

 

またもう1つ。

社会科学部の受験もおすすめしています。

 

社会科学部は他の大学の受験日程と被ることがなく

受験費用のネックさえなくなれば

誰でも受験が可能です。

 

全部マーク式で

あまりマニアックで変な問題が出ないので

問題の巡り合わせと運ではMARCHレベルの子でも

毎年合格者が出ます。

 

運なら他の学部もと思うかもしれませんが、

東大の滑り止めになっているような学部は

運でも受かりません。

受験費用の無駄なのでE判定なら人気看板学部はやめておきましょう。

 

また浪人して早稲田を志望することに関してですが

実情は「厳しい」と思った方が良いです。

 

国語と数学と英語の長文に関しては

ほとんどが生まれ持った才能が大きく影響していることくらい

先生ならわかると思います。

 

文章を読む能力は

運動神経と似ています

 

ある程度は伸ばせても

劇的によくなるなんてことはありません。

 

単語力をつけ

現代文のパターンを教えて

たくさん文章問題を解かせても

文章を読むのが苦手なら

偏差値65のラインを突破することは非常に難しいと言えます。

 

正直苦手なものを努力でなんとかできるレベルは

大学受験においては60が限界です。

 

勉強なんてやればできると主張する人もいますが

それは運動なんてやればできるという主張と同じです。

 

無理なもんは無理です。

 

私は運動ができる方ですが、

できない人の気持ちはわかりません。

勉強も同じで、できる人はできない人の気持ちはわからないのです。

 

努力でカバーできるのが偏差値60までと考えると

大学受験において努力で受かる大学は

地方国公立とMARCH関関同立までとなります。

 

それ以上はやはり

勉強のセンスが必要だと思っています。

 

ですので国語数学英語の偏差値が低めの学生は

浪人をしても早稲田の合格は難しいでしょう。

MARCHレベルに受かっているなら

MARCHに行っておくべきです。

 

では浪人して人科と教育に行くのはどうかという案ですが

「早稲田に受かることが目的ならアリ」だとは言えます。

 

ただ早稲田に受かったから

薔薇色の人生が待っているわけでもないし

就活で無敵とは言いつつも

ダメな人材は早稲田とか関係なく就職できません。

 

なので早稲田に固執させる前に

現役で受かった大学で興味のあるものを見つけさせる方が

良い選択である可能性もあると思っています。

 

 

どうしても早稲田に行きたいニーズがある限り

塾講師はそのニーズに最大限応えていくのが仕事だし

求められていることでありますし

私も指導にあたりますが

 

決して「早稲田に行くことが目的」にならないように

バランスを保っての指導が必要です。

 

生徒には最大限の努力をさせつつも

塾講師はニーズには応えれらえるようにしておいて欲しいものです。

 

YouTubeでは数分程度でさらに簡潔に説明をしています。

高評価チャンネル登録もお忘れなく。 

 


絶対に早稲田に行きたいならこれ。合格するための入試の穴を教えましょう。

 

 

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