教育百貨店の平野です。
今回は「どんな生徒でも入塾してくれたらうれしいが・・・目をかける負担は公平にしたい」についてお話していきます。
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文字が良い方はこのままお進みください。
みなさんが勤めている塾には学力が著しく学力が低い学生はいらっしゃいますか。
塾は学力のない生徒の入塾を断ることは可能ですが、ほとんどの塾は受け入れています。
しかし会社自体が、入塾したいのならどうぞというスタンスだと、現場の先生が疲弊してしまうので、本来目をかける生徒の対応ができなくなってしまいます。
学力の低い生徒を入塾することに関して、まず、その生徒が取り巻く環境について説明していきます。
取り巻く環境は大きく3つあり、学校、塾、家庭になります。
学力が低い生徒を仮に偏差値が30と仮定して説明していきます。
学校では、授業では学力的に真ん中らへんを狙って授業を行います。
塾では、偏差値が30ということもあり、下のクラスになります。しかしなかなか勉強しはじめるような簡単なものではありませんよね。
家庭では、親もその生徒が勉強ができないのはわかっていますが、勉強を教えるすべがなく、どうしようもないので塾にこの子をどうにかして欲しく駆け込んできます。
その為、3つの環境からきついと思われる子供になってしまいます。
そういった生徒は多くいます。
ただ、こういった生徒を助けることができるのがビジネスです。
金銭が発生しますので、どんな子でも対応できるのを生業として、生徒や親に対して、メリットを発生さていくことができます。
なので学力が低くても断ることをせず、受け入れるというのは塾にしかできないことであるし、誇れることだと思います。
私は学力が低い生徒が入塾する場合、3つ約束をするようにしていました。
1つ目として、学校の進路と学習の進路に関して約束するようにしています。
普通の学力の生徒は勉強して、少し忘れて、また勉強して、少し忘れての繰り返しで学習していきます。そしてテスト前に詰め込みます。
ただ、学力が低い生徒に関しては勉強しても時間が経つと勉強した内容を全て忘れてしまう傾向があります。さっき言ったじゃんなんてこともよく起きますよね。
その為、保護者に生徒の学習の傾向がどのような傾向か説明をして、反復学習だと忘れがちなので1つずつ定着させていくような学習方法になることを伝えます。
これは、学校の進路と合わなくってしまうため、それを親に了承してもらわなければなりません。
学校と塾の勉強の進み方が違ってきてしまうので、そこを理解してもらわないと生徒に悪影響が出てしまう可能性があります。
2つ目として学習効果の約束です。
勉強は、質×時間によって効果を得られます。
なので、良い質の勉強しても時間がなかったら全く効果はありません。
学校は平均的な教え方をしますが、塾は質を追い求める教え方をしているはずです。
学校は真ん中を狙って授業していますから、学力が低い生徒に対して質を担保するのが難しくなってしまいます。
その為、塾では時間の約束をしなければなりません。
例えば、時間の割合を家庭8に対して塾2にしてほしいと最初に約束します。
そうやって家庭の勉強を多くする約束をしておくことで、塾でその生徒がちゃんと理解できたことを家庭に帰って、できたところだけを勉強させることで1つずつ定着させていきます。塾に入る時に時間の担保を約束させるのは絶対です。
3つ目として集団授業から個別指導にシフトさせていってください。
ただ、生徒、保護者によって集団授業でなければ嫌だということもあります。
その場合は、授業内容が理解できなったり、問題は解けなくても構わないので先生が重要だと言っていたところだけでもいいので暗記させ忘れないようにしていきます。
これにより、すぐには効果は出ないかもしれませんが、少しずつ覚えたことを定着させていくので後々効果が出てくると思います。
学力が低い生徒にこれを理解しろと言っても難しいと思いますので、少しずつ理解させていくようにして、その子にあった勉強方法で学力アップさせていきましょう。
そして、学力が低くても放置することなく、真摯に向き合っていけばこの塾に入ってよかったと思ってもらえるようになっていくと思います。これがお金をもらっているからこそできるビジネスです。ビジネスは実は凄いんですね。
とにかく先に3つ約束してもらってから入塾してもらうことが大切だと考えています。
以上となります。
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株式会社学びエイド廣政社長
株式会社ウィザス取締役(第一ゼミナール)・株式会社SRJ堀川社長
株式会社創英コーポレーション豊川社長(創英ゼミナール)
株式会社スタディカンパニー小笠原社長(ゴロゴ古文単語の出版社)
株式会社国大ホールディングス執行役員(国大セミナー)・株式会社ドリームプラネット高井社長
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株式会社A.ver林社長(武田塾)※役職撮影当時
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株式会社Medit Group International坂井社長(個別指導塾ワイザー)
株式会社EDIT STYDY小路永社長
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