教育百貨店の平野です。
今回は「「みんな違ってみんな良い」って言うのは簡単だけど、本当にやれていますか？」についてお話していきます。
教育百貨店とは、教科内容「以外」の先生の困りごとを解決に導くツールです。
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今回の内容は動画でも解説しています。
文字が良い方はこのままお進みください。
生徒から志望校に関する質問を受けることがあると思います。
その際に性格タイプ別に対応の仕方が変わってきます。
タイプに合った対応をしてあげると生徒の心にスッと入っていくかと思います。
では、タイプのよってどのような対応をしていけば良いか解説していきます。
各タイプのアプローチ方法の解説を一個前に掲載していますので見ていない方は先にそちらをご覧いただいてからこちらを見て頂くとよりわかりやすいです。
・コントローラー（支配されるのを嫌う人たち）
１、世間話は不要ですので、志望校に関して質問のみ行うようにしましょう。
２、志望校を自分で決めることを好みます。
だから、志望校の決め方は本人に基本任せます。
大学も自分で決めていくよう背中を押してあげましょう。
３、自分の意志で動くことが多いです。
だから、「きっかけ」は持っていることが多いです。
あとはそれを探っていきましょう。
４、小さなきっかけがなかったか質問してみましょう。
前後の会話と関係性のない質問には答えてくれないので注意してください。
５、信頼してる人には思ってることを打ち明けてくれるのが特徴です。
６、やりたいことを言われた際にどこの大学が有利なのか紹介し、その理由をしっかりと話してあげましょう。
７、質問してスラスラ会話になるまでになるのは難易度が高めです。
答えてくれるようになると信頼度はかなり高いです。
８、愛想ない人が多いが怒っているわけではありません。
９、どこの大学がいいか提示し、あとは決めさせましょう。
この時点で強制的に決めるのはあまり好まないです。
１０、学部も選択肢として出してあげて、あとは本人に決めてもらいましょう
１１、何か狙っている学部があるかもしれないので聞いてあげましょう。
なくても別に問題はないです。
１２、選択肢を出した上で課題として持ち帰らせましょう。
自分で決めたいのでここで全部決められるのは好まないです。
１３、消去法的な決め方もあると言っておくと良いです。
選択肢をある程度絞るがある程度は自分で決めさせるのがポイントです。
・プロモーター（人に影響を与えたい人）
１、話をしたいタイプですので、意図的に間を開けて話をしてこないか確認しましょう。
２、話してこないのであればこっちから質問すればいいです。
抽象的な質問でOKです。
３、目標は後からでも変えられます。
まずは今頑張れるように促しましょう。
４、ニーズを聞き出し適切な大学名を言いましょう。
５、学部を調べようかとは言わないで本人は「調べようかな」と思わせたいところです。
６、夢があると頑張れるのでやりたいことを強烈にイメージさせましょう。
７、壮大な夢に向かって頑張れる人材ですので、興味があれば自主的に動きます。
イメージさせた上で指示をしましょう。
８、真剣な話が続くと飽きるのでアイスブレイク的な話も都度挟みましょう。
９、オープンキャンパスに行くように促しましょう。
本当に申し込んでれば話が効いていたと判断できます。
１０、勉強頑張ろうねと暗に言うこと。
ここにいきたいなら来週単語テスト満点ね？とかは効き目が薄いです。
１１、束縛が嫌いで自由が大好きです。否定しないようにして好きなようにやらせましょう。
・サポーター（人との争いを避け合意を大切にする人たち）
１、人と違うことを極度に恐れるので志望校が決まってなくても良いよと言いましょう。
「みんな一緒」で安心できます。
２、質問は抽象的でOKです。
ただし、答えに詰まった場合はYes/Noで答えられる質問へ切り替えましょう。
３、人と違うことを言うのが怖いため、特徴的な夢を言いたがりません。
４、サポーターは特殊な対応をしなくてもすんなんりいくことが多いので普通の対応で大丈夫なこともあります。
５、否定しないように気をつけましょう。
そこにはまず行けないよとかは絶対禁句です。
６、緩い話が比較的好みます。
話が逸れても問題ないです。
７、調べ方も何となくで良いので伝えましょう。
８、約束事は必ず守ります。
なので調べたことを先生に言う約束をしましょう。
・アナライザー（論理性を最重要視する人たち）
１、意図的に間を開けて話しましょう。
２、抽象的な質問はNGです。
Yes/Noで答えれる質問もしくはなるべく２択で答えられる質問をしてください。
３、盛って話すことがないので、聞いたまま受け取って大丈夫です。
４、手短にする必要はないので、丁寧に候補を言っていきましょう。
５、大学が決まっていなくても全体像が掴めてきたら、詳しく話を進めていきましょう。
６、生徒がやりたいことを言ってきたら知っている限り詳細に話ましょう。
個人差がありますが筋の通った話なら、長い話にも耐えられます。
７、１から１０まで全部言わないと動けないことがあるため、調べ方まで細かく指示しましょう。
８、決まらない場合はもう一度来るようにと約束しましょう。
絶対に約束を守るので、来るか来ないかで解決できたか判断できます。
タイプによって声の掛け方が変わってきます。
そのためにコーチングが必要だと感じています。
進路によってその生徒の今後が左右されることもありますので、タイプに合った対応や声の掛け方を臨機応変に変えていき、悔いの残らない進路を選択できるようにサポートしていきましょう。
以上となります。
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