こんにちは、教育百貨店の平野です。
皆さんは自己採点をさせたことがありますか?
もしくはしたことがありますか?
恐らく学校や塾の小テストや模試後、もしくは入試後に自己採点をみなさん一度はした経験があるのではないでしょうか。
先生たちも、おそらく「すべての採点は他者採点をしている」方はほとんどいないと思うのでみなさん大なり小なり生徒に自己採点させていると思います。
今回はそんな身近な自己採点の甘さについて話していきます。
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文章の方が良い方はこのまま先にお進みください。
教育百貨店の平野です。
教育百貨店とは英語の先生が全ての先生のために作った
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それでは今日もよろしくお願いします。
まずは普段何気なく行っている自己採点の落とし穴について触れておきます。
① 点数の結果だけで過剰に自信をつける
② 点数の結果だけで過剰に自信を失う
③ 本当の実力は自己採点だけではわからない
生徒だけに自己採点を任せると、本当の実力を測るのが難しいです。
そこで、僕が実際に指導していた自己採点の方法をセンター英語の例を使って説明していきます。
手順は簡単で「問題を分類し、再配点する」の2ステップです。
① 正解・不正解に関わらず点数を4つに分類する
〇確実に答えがわかって解けた点数
例)1択に絞れた、他の選択肢を根拠をもって消せた、「原型不定詞の問題だとわかった」など
〇合っていると思ったが間違えたもの
そもそも得点になっていないのであまり今回は考慮する必要はないが、この中にどのくらい基礎問題が含まれていたかで実力を見ることができる
〇2択にしぼった問題の配点
「どっちかなんだけど多分こっち」で選択した問題はすべてここ。
〇3択以下にしかしぼれなかった問題の配点
これが要するによくわかっていない問題
② 次に①で出した得点を元に再配点していきます
〇 一択にしぼって正解→そのまま
〇 合っていると思ったが間違えた→不正解なのでそのまま0
〇 二択に絞った問題→得点の半分
〇 よくわからなかった問題→理解していない部分なので0
実際にここで出した点数がその生徒が本番で取れる点数です。
また、ここでポイントがあって
①二択に絞った問題→半分
ここは結局運なので、本番で運が良ければ上振れして悪ければ下振れします。
ここの配点が高い生徒は模試ごとに大きく点数にムラがあることが多く、また授業で
当てたり様子を見ていると「わかっていないわけではないのにイマイチ点数が安定し ない」現象になっている可能性があります。
②よくわからなかった問題→運なので0
ここは完全に運で、本番は基本的に運はわるくなると思っておいた方が良いので
実力を変に過信してミスを生むくらいならここはシビアに計算するという考えです。
とにかく大切なのは、運によっての当たりすぎや外しすぎによって本当の実力がわからなくなるのが自己採点の怖いところです。
なので自己採点でしっかりと自分の実力を把握させ、受験校や基礎問題対策時間の増減をしっかり見極めてください。
本番運が良かったは100%実力
本番運が悪かったは100%実力不足
しっかり自己採点をさせる指導をし、生徒の実力を把握し、適切な指導を行いましょう。
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