こんにちは、教育百貨店の平野です。
本日も「塾講師のノルマ」について話すシリーズです。
本日は「受験校ノルマ」について扱っていきます。
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それでは今日もよろしくお願いします。
最初に断っておくと、このノルマはある塾と無い塾が存在します。
最初に話した「入塾率」「退塾率」についてはほとんどの塾が採用しているようでしたが、今回は無い塾の方が多いようです。
なのでイメージしづらい方もいると思いますので「受験校のノルマ」とは何かまず最初にお話ししておきます。
受験校ノルマはずばり、
「偏差値の高い生徒に複数の私立校を受験させるノルマ」もしくは
「地域で偏差値2番目の進学校を志望している生徒に対して、1番目の高校を受験するように促す」
というようなノルマです。
一見これだけ聞くと、「ちょっと悪徳・・・?」と思われる方もいるかもしれません。
ただ、これらの誘導は先生の善意で行われており、生徒の利益になる場合もあるので定義が難しいです。
誘導という言葉を聞くと聞こえが悪いですが
「チャレンジしてみたらどうだ?」と前向きな言葉を使用して受験校を増やしたりすることは割と起こりうることかなと思います。
ただ、これは先ほど言ったようにそもそも受験校ノルマがある塾は少ないことから
単純に先生の善意で言ってくれている場合もあるので、一概に先生に受験校の増加を進められたらと言って「どうせノルマのためなんだ・・・」とは思わないでほしいです。
この件に関していうと2007年前後に複数の私立高校が受験費用を負担して難関私立大学の合格者を増やしたことが全国ニュースになっていたこともありました。
本当にこれは「誘導」と「挑戦」の境界が非常にあいまいです。
「ここ受かりそうだしちょっと受けてみたら?」という本当に善意から選択肢を広めようとして言ってくれている先生もいます。
そもそもこのノルマを設定している塾が少数ですし、その中でも強烈に誘導してくる塾もかなり少数です。
また、強烈に勧めている側も「これが生徒のため」と思っている場合があるので本当に難しいです。
ちょっと今回は難しい話になってしまいましたが、
塾講師志望の方への実態をお伝えするために作成してみました。
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