平野夏紀【教育百貨店ブログ】

先生に「授業内容以外」で価値提供を目指すブログです。YouTubeにも動画あげてます。

学歴フィルターの有無を見分ける

学歴フィルターというのは確実にある。

 

ただし全ての企業がそれを使っているわけではない。本当に学歴不問の会社も存在する。

 

学歴フィルターに振り回される大学のレベル層として多いのは地方国公立MARCH関関同立あたりが非常に曖昧なポジションだ。有利な面もあるが、名だたる大企業だと受からないこともある。

 

その中で、学歴フィルターがそもそもあるかないかを判別することは重要であり、今回は比較的簡単なこの方法をお教えしたいと思う。

 


【人事の裏側】誰でもできる学歴フィルターがあるか見分ける方法【転職】

 

 

まず新卒、中途を問わず学歴フィルターがあるかを確認するためのステップは以下の通り。

 

①志望の企業のホームページから採用情報のページへアクセス

 

②応募方法がwebから入力する形式

(電話やメール、直接履歴書を送るタイプの会社は学歴フィルターがまずないか、そのボーダーラインはかなり低い)

 

③入力形式で「学歴」を入れる欄がある

 

まずこの時点で学歴フィルターが存在するが、さらにきついフィルターを使う企業の特徴として

 

④入力事項が「名前・住所・電話番号・アドレス・学歴・外国語に関する質問」のみ。

 

職歴を書く欄がないのに学歴を書く欄があるのだから、確実にきつめの学歴フィルターを使っている。難関国公立や早慶出身者以外は避けた方が無難。

 

実際に実験でとある大手不動産に2つの入力をしてみたことがある。

早稲田大学政治経済学部出身

志望動機は「御社の業務に興味があったため」

のみ。完全になめている。

②偏差値45程度の大学

志望動機は「外資コンサル出身者に書かせた文字制限ギリギリの完璧な文章」

 

結果は早稲田だけ通った。

現実というのはこういうものである。

私はこの事実を担当していた生徒へ公表し、

「やりたいことがないならとりあえず良い大学に入った方が無難」

という指導に充てた。

 

頭の良さは仕事の出来栄えと比例することはないが、相関関係があるのは紛れもない事実である。

 

よってその相関関係を表すのに1番手っ取り早いのが学歴というわけだ。

 

名だたる大企業の採用がwebで学歴入力するタイプの場合、落ちても傷つかないように。

ただし応募するだけならタダだ。初めから落ちるつもりで応募してみるのは全く問題がない。