平野夏紀【教育百貨店ブログ】

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教育業界変われない問題とエスカレーターどっち側乗るか問題の関係性

 こんにちは、本日は最後のゲーム理論についての説明です。

今回はゲーム理論を使って「会社が変われない理由」について説明していきたいと思います。

 

 

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動画ではより詳しく説明しています。

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ゲーム理論:会社が変われない理由

 

本題に入る前に、ある用語を解説します。

ゲーム理論に中に出てくるナッシュ均衡という用語です。

 このナッシュは人名なので特にこれ自体に意味はありません。

 

ナッシュ均衡

合理的に空気を読みあった結果の行動のこと

 

これだけだと抽象的すぎて理解に時間がかかると思うので、具体等を使って説明していきます。

それが「エスカレーターどっちに乗るか問題」です。

 

これは知っている人も多いと思うのですが、大阪ではエスカレーターは右側に乗っていおり東京では左側に乗っています。

ただ、もし東京の人が大阪に行った場合も「いつも左だし俺は絶対に左に乗る」と

みんなが右に乗っているのに左に乗ることはないと思います。

この現象がいわゆるナッシュ均衡で「お互い合理的に空気を読みあった結果の行動」です。

 

では、この現象では会社ではどのように行われているのでしょうか?

上司が「現状維持でいきましょう」と言った場合、部下は本当は改革を考えていてもほ「そうですね、現状維持が良いですね」と合わせてしまう行動です。

 

今は「上司が〇〇したら部下が△△する」という話をしていますが、実はこの逆の

「部下が〇〇するから上司が△△する」というのは成立しません。

要するに、部下は「Aしましょう」という提案はできますが上司はAを選ぶこともBを選ぶこともできますので上司には選択権はありますが部下に選択権はありません。

 

なので、部下には選択権はないので「上司がとある行動をしたら部下はどういう行動をするか」しか説明できないことを上司に支配戦略があると言います。

 

よって、会社が変われるかどうか・成長するかどうかは支配戦略がある会社のトップにかかっています。

たとえ部下や現場が素晴らしい改革案を持ち、トップに改革を求めても改革するかどうかの最終判断はトップにあります。

 

組織において末端及び現場には改革の支配戦略はありません。

※上場企業の場合だとトップは株主の場合があります。

 

なので、「うちの会社はボトムアップだから大丈夫」などという人が居ますが

結局最終判断はトップおよび上司が持っています。

「会社を変えたい!」て別に思っていない人なら別に問題ないと思うのですが、今会社を変えたいと思っていて動いているのに全く会社が変わる気配が無い・・・という場合はこの理論をもとに考えると職場を変えるしかありません。

 

「全然うちの会社変わる気配が無いな」と思った場合はそれは転職のタイミングかもしれません。

 

 

動画ではより詳しく解説しています。

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