平野夏紀【教育百貨店ブログ】

先生に「授業内容以外」で価値提供を目指すブログです。YouTubeにも動画あげてます。

面接のスーツは黒以外でもOKなのか

リクルートスーツを用意して、

黒の無地のスーツを買う。

 

白シャツに青のネクタイをして・・・。

 

日本の就活の服装は果たしてそこまで厳しいのか。

 

英語の先生が

今日は元人事部新卒採用担当官として

そして元転職エージェント法人営業として100社以上の企業と人事の仕事をしてきた中で

実際の就活転職においての服装はどこまで許されるのか

真実を話していきたいと思います。

 

 

教育百貨店の平野です。 

教育百貨店とは英語の先生が全ての先生のために作った

主に「スキルアップ」と「転職」についてまとめた動画とブログです。

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それでは今日もよろしくお願いします。

 

実際黒スーツじゃないと就活においてはダメか?と聞かれると

 

その答えはノーです。

 

あくまでも無難にいくならば黒スーツで良いですが、

実際には黒でなくても問題ない企業の方が圧倒的多数です。

 

人事部が選考で使っている服装チェックリストは

社内で既存の社員向けに使っている

チェック項目と同じものを使っているケースがほとんどです。

 

服装チェックリスト

ドレスアップ項目

身だしなみチェック

 

など企業によって名前はいくつかありますが、

服装の規定については社内で使われているものと同じ基準で

新卒学生および中途採用の人材に適応させます。

 

ちなみに私はいくつもの人事と仕事をする中で

「黒スーツのみ」なんていうチェック項目があった企業を

1社も見つけていません。

 

そんな企業があったら教えてほしいものです。

 

実際にはあんなに厳しいものではなく、

スーツの色は「黒、グレー、ネイビー、茶」のいずれかであるか。

この程度の厳しさです。

 

ですので赤スーツや白スーツはダメでしょう。

 

動画の方が簡潔に説明しています。チャンネル登録もお忘れなく。

文章の方が良い方はこのまま先にお進みください。


【裏側】人事は面接で服装をどれくらい見ているのか?【人事部】

 

最近の学生は茶色のスーツをほとんど着ませんので

実際にはグレー、ネイビーまでは余裕でセーフです。

 

あそこまで黒にこだわる理由はなくても大丈夫なのです。

 

ただしシャツは白のみと規定している企業はあります。

なのでシャツは白でいくのが望ましいでしょう。

ただそんなに厳しくない企業であれば

水色のシャツくらいは平気です。

 

実際にグレーのスーツに水色のシャツは着こなしとしてカッコイイですから

ほとんど問題はないです。

 

ただそれでもやはり面接時くらいは白シャツで行きましょう。

シャツはドレスコードの上では下着扱いですので

まあ派手なものはあまり良くないというのも

わからなくはありません。

 

靴とベルトの革製品に関しては

黒または茶かくらいのレベルです。

 

黒でないといけないなんてことはありません。

ただし靴が黒ならベルトも黒。

靴が茶なら、その茶と同じ明るさの茶のベルトをしましょう。

 

逆にここが厳しく見られていますが、

実はわかっていない人が多いです。

 

黒の靴に茶のベルトはダメです。

めちゃくちゃダサいのだけが目立ちます。

 

結果選ぶのが面倒なら黒スーツ

シャツは白がやはりおすすめです。

靴とベルトの色を明るさも合わせるのが面倒なら両方黒

それだけくらい感じでまとめたらどうしてもネクタイは青にならざるを得ません。

 

となった結果、

ああいう新卒っぽい格好が完成するのは必然です。

つまりあの格好は

 

スーツの着こなしの中で

最も無難かつ最も簡単に着られるのです。

 

人は結局シンプルな方へと動きますから

あの就活生の格好はシンプルイズベストの頂点に君臨した格好と思っていいでしょう。

 

そう思って着こなしていってるのなら

それはそれで問題はありません。

 

ただ覚えておいてください。

あそこまで厳しい服装チェックはしていません。

 

ただし靴の汚れとか、スーツの汚れ、シャツが黄ばんでいる

これはアウトです。

汚れ系は気の配れない人扱いを受けますので

印象が悪いです。

 

必ずスーツのしわは伸ばす

白シャツは真っ白で黄ばんでないもの

靴も磨いていく

汚れがないか全身確認する

 

これくらいはチェックしてください。

 

それくらいのチェック項目は

社内規定のリストにも載っています。

 

結局は社内規定のチェックリストの通りに若手人事部がチェックします。

 

なお黒スーツのみ

などと規定している企業がもしあった場合

私はそういう企業はオススメしません。

 

全員が同じ格好をしていなければならないのは

軍隊だけです。

実際に軍隊は同じ格好を全員がすることで一体感と責任感が生まれるとされています。

 

それを会社の社員に求めているとしたら?

 

融通の効かない軍隊みたいな組織となります。

行ってもなにも良いことはないでしょう。

気をつけてください。

こっちから願い下げだくらいの気持ちで行かないといけません。

 

結論

あんなに新卒学生が着ているかのような格好は不要だが

あの格好はシンプルイズベストな格好であることも事実

服装規定に厳しすぎる企業は軍隊と同じなので注意

 

YouTubeでは数分程度でさらに簡潔に説明をしています。

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【裏側】人事は面接で服装をどれくらい見ているのか?【人事部】

 

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