平野夏紀【教育百貨店ブログ】

先生に「授業内容以外」で価値提供を目指すブログです。YouTubeにも動画あげてます。

先生たちは退勤から出勤まで何時間空けていますか?

働き方改革により

退勤から出勤まで11時間空けることになりました。

 

うーん。

無理じゃない?と率直に思った先生。

 

この法律は破っても罰則規定がない

完全な努力義務の法律です。

 

この働き方改革のことを

勤務間インターバルと呼びます。

 

教育百貨店の平野です。 

教育百貨店とは英語の先生が全ての先生のために作った

主に「スキルアップ」と「転職」についてまとめた動画とブログです。

詳しい自己紹介はこちらの概要欄から。https://www.youtube.com/channel/UCqp89tMf52TdoQ3n9M-SI5w/about

それでは今日もよろしくお願いします。

 

 

はっきり言いますが

この勤務間インターバルは

教育現場でな根付かないというのが

私の意見です。

 

理由は簡単で

罰則規定がない努力義務の法律だからです。

 

努力義務は

「努力していますがうまくいっていません」

 

これでも通ってしまいます。

 

実際に政府が掲げている勤務間インターバルの導入目標は

 

「2020年までに10%」です。

 

これは教育業界どころか

全ての業界において

根付くのに時間がかかりそうですね。

 

学校の先生が夜8時に退勤して11時間空けても

翌日の出勤時間は朝7時です。

 

帰ってから何もできませんね。

 

塾の先生も24時に退勤して11時間空けた場合、

翌日の出勤時間は11時でもいいわけです。

 

努力義務じゃなくて仮に義務になっても

「今の勤務体系とあんまり変わってなくない?」

と思うのは必然です。

 

動画の方が簡潔に説明しています。チャンネル登録もお忘れなく。

文章の方が良い方はこのまま先にお進みください。


先生たちは退勤から出勤まで何時間空けているのか?【働き方改革Part3】

 

 

この法律は努力義務である以上

守ってなくても文句は言えません。

 

導入したら感謝してねくらいの法律です。

 

しかも教員も塾講師も

授業という確実にやらなければならないものがあります。

 

勤務間インターバルなので授業に遅れます

 

さすがにそれは通らないでしょうし、

そこまでして授業を休みたいと思っている先生はいないと思います。

 

この法律が公立の学校で根付くためには

部活問題を解決しなければならないでしょう。

 

実際に私のYouTubeチャンネルは

朝の5時から6時の時間帯が

他の時間帯と比べて再生回数が伸びています。

 

塾講師が朝5時に起きているなんてことはまずあり得ませんので、

教員の方が視聴いただいているのは間違いありませんが、

部活のために朝6時から7時くらいの間に出勤しているのでしょう。

 

学校の先生にとって勤務間インターバルの導入は

イコール部活による早すぎる出勤の問題を解決しなければ

導入されても無意味なものになると言えますね。

 

 

YouTubeでは数分程度でさらに簡潔に説明をしています。

高評価チャンネル登録もお忘れなく。 


先生たちは退勤から出勤まで何時間空けているのか?【働き方改革Part3】

 

 

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