平野夏紀【教育百貨店ブログ】

先生に「授業内容以外」で価値提供を目指すブログです。YouTubeにも動画あげてます。

ガチでやばい求人の見分け方

世にはいろんな求人がある。

 

「アットホーム」「やりがいのある職場です」「親切に先輩が教えてくれます」

 

こういったワードが実は激ヤバだというのは世にかなり広く認知されてきたように思う。

 

いやそれでもまだ世には激ヤバな求人がある。その見分け方を、入社する前、いやそもそもエントリーする前に見分ける方法をお教えしたいと思う。

 

まず求人において最もやばい本質的なところは

「会社に金がない」ことである。

会社に金がないことは従業員にあらゆる不利を引き起こす。

 

会社に金がないから、

給料も安いし、

労働環境も悪いし、

残業代は払わないし、

退職者が増えるのである。

 

そして「会社の財務状況がよろしくない企業」には実は共通した求人広告の傾向がある。

 


【人事の裏側】誰でもできる激ヤバブラック求人の見分け方【転職】

 

それは、

タウンワークマイナビバイト、Indeedなどかなり多くの求人がある

リクナビネクストやマイナビ転職などの転職サイトにも年間通して掲載がある

③しかし転職エージェントによる人材募集は行っていない

 

転職エージェントとは

「転職エージェントのキャリアアドバイザー(営業マン)が、転職サイト登録者と実際に会って話をし、その人材に合った求人を直接紹介するサービス」

のこと。

 

リクナビマイナビの求人広告掲載料は時期や期間にもよるが数十万円程度で済む。

企業規模によっては1人採用が決まるだけでも十分採用経費としては元が取れる金額なのだ。

 

しかしこの転職エージェント経由の人材紹介手数料は額が半端ではない。

採用した企業が人材紹介会社に支払う手数料は「想定年収の3割」が一般的。

 

年収400万円なら120万円の手数料を、

年収500万円なら150万円の手数料を、

採用した会社は転職エージェント側に支払うことになる。

(転職者本人は完全に無料です)

 

もちろんその人材が早期退職した場合には返金規定があるのだが、

1年間勤めたらその後辞めようが返金はなしという契約がほとんど。

 

だから、

人材不足なのに資金繰りが怪しい企業は、金がないし、金かけて採用してすぐ辞められたら困るから、

「転職エージェント経由の人材募集はしない」

のである。

 

だからやたら求人を見かけるも、

なぜか転職エージェントの求人には載せていない企業こそ

ガチでやばい会社なのである。

 

ちなみに断っておくが、転職エージェントに頼むまでもないほど人材が確保できている優良企業も転職エージェント経由の人材募集はしていないことが多い。ただそういう企業はバイトや転職サイトの求人広告も控えめである。