平野夏紀【教育百貨店ブログ】

先生に「授業内容以外」で価値提供を目指すブログです。YouTubeにも動画あげてます。

とりあえず3年は勤めた方が良いという常識は間違っている

モチベーション高く就職したは良いものの、

あまりの労働環境が嫌になり退職を検討する。

 

すると謎の勢力が現れる。

 

「とりあえず3年は勤めた方がいい」



【履歴書】3年は勤めないと履歴書に傷がつくは嘘【とりあえず3年】

 

 

これははっきり言って間違っている。

転職エージェントをしていてわかったのは、

圧倒的に20代前半の若い社会人の方が人気がある。

 

3年も勤めてその後退職したらもう20代後半である。

転職のピークは過ぎつつある。

 

3年は勤めた方がいいという常識は誰が作ったか。

それはその常識を植え付けることで得をする誰かなのである。

 

まあつまり人材不足のブラック企業が金にモノ言わせて世間にばらまいた

「ブラックな現場でこき使うための常識」

なのである。

 

1人採用するのにかかる採用コストは割と高い。

数十万以上は確実にかかっている。

だから1年で辞められたら、そんなに大きくない企業だと普通に赤字なのだ。

 

日本の99%の企業は中小企業だから、そんな簡単に辞められる風潮があっては困る。しかし給料もたくさん払いたくはないし、馬車馬のように働かせたい。

 

そんな時都合よく出てきた言葉が、

「3年はやらないと履歴書に傷がつく」

 

はっきりいう。

転職エージェントの営業マンをしていた私からすると、

20代前半で中途採用はピークを迎える。

20代後半から30代前半まではピークが低下しつつある。

30代後半だと何か特別なスキルがないと厳しい。

 

だから3年も待つ必要はない。

さっさと転職活動をしよう。

 

 

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